蔵王山

山 名 蔵王山(熊野岳)
標 高 1841m
山 域 東北(山形県)
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Google Map 2DルートMap 3DルートMap
日 程 2009年7月20日(月)
天 気 晴れのち曇り
メンバー 神楽師、妻、息子
標高差 113m(累計標高差:189m)
歩行距離 5.3Km
歩行時間 1時間50分
駐車場 無料
有料道路   520円(蔵王ハイライン)
   
一般道距離 往路:77Km 帰路:81Km
高速道距離 往路:245Km 帰路:412Km
高速道料金 往路:\1,000
(ETC割引)
帰路:\1,450
(ETC割引)
行程 自宅(5:00)→佐野藤岡IC→白石IC→(9:25)蔵王ハイライン駐車場・レストハウス(9:40)→(9:45)刈田岳(9:50)→(10:40)非難小屋→(10:50)熊野岳頂上(11:05)→(11:50)蔵王レストハウス・ハイライン駐車場(12:10)→(12:30)滝見台(12:40)→宮城川崎IC→仙台宮城IC→(14:20)仙台青葉城跡(15:00)→仙台宮城IC→常磐道経由→佐野藤岡IC→(21:00)自宅

【往路】 この日は、今迄で最長の移動距離です。東北道を佐野藤岡ICから白石ICまで245Km、前後の一般道が77Km、合わせて約322Kmを走ります。朝食は佐野藤岡IC手前の吉野家でとり、その後はひたすら東北道を2時間強北上します。栃木や福島を走っている時は雲が多かったのですが、宮城に入る頃には青空が多くなってきました。白石ICで東北道を降り、一般道から蔵王エコーラインと有料道路の蔵王ハイラインを走り高度をドンドン上げて行きます。

蔵王ハイライン駐車場
蔵王ハイライン駐車場

【9:25】 蔵王ハイライン駐車場
蔵王ハイラインの終点には大きな駐車場が3ヶ所あります。既に9割以上のスペースが埋まっており、上から2番目の駐車場で空きを見つけ車を止めました。ここの標高は1700m以上あり、周りには雲海が見え空は青く澄み渡っていました。この時間は・・・。

【9:40】 登山開始
駐車場から少し歩くとレストハウスがあります。トイレ、売店、レストラン、資料室等があり多くの人で賑わっていました。この時は取り合えずトイレだけを済ませ登山を開始します。

蔵王レストハウス
蔵王レストハウス

レストハウス横の道
レストハウス横の道

レストハウス横の道からは熊野岳が正面に見えます。その道の先は右が刈田岳、左が熊野岳へ別れています。取り合えず最初にすぐそこの刈田岳へ向かいました。

【9:45】 刈田岳
緩やかな坂を少し登ると刈田岳の頂上へ着きます。ここには刈田嶺神社があり、正面には熊野岳や御釜が綺麗に見渡せます。澄んだ青空の下、クッキリと見える景色は清々しい気持ちになります。
ただ一つ気になることは、周りの雲が徐々に上昇している様に見えることです。このまま天気がもってくれることを祈ります。

刈田岳への登り坂
刈田岳への登り坂

刈田嶺神社
刈田嶺神社

刈田岳から見る熊野岳と御釜
刈田岳から見る熊野岳と御釜

雲で隠れ始めた熊野岳
雲で隠れ始めた熊野岳

刈田岳から降りた道とレストハウスから来る道の交差する所から御釜の方に少し行ける様になっています。石が多く滑りやすいので 注意が必要です。
下から熊野岳を見上げてみると、先程心配していた雲が上昇してきて山頂部を隠してしまいました。これからという時に・・・!
ここからは上に戻らず、御釜の近くを斜めに馬の背まで上がります。この辺まで来ると一般観光客は少なくなり、殆どの人が熊野岳を目指す登山者です。
馬の背からも御釜は良く見え、徐々に変わる御釜の色を楽しむことが出来ます。

御釜
御釜

馬の背
馬の背

馬の背を歩いて行くと広い所に出ます。正面には尾根があり、その上には避難小屋が見えます。この辺でも雲がかかったり切れたりして安定しません。
この日一番の登り坂はこの尾根への道です。ほんの少しでしたけど。

【10:40】 避難小屋
この避難小屋は回りをコンクリートと石で固めており、とても頑丈に出来ている様です。扉は2重になっており、中は暗く不気味な感じでした。
ここから少し行くと、回りに花の咲いているなだらかな道になります。ここは真ん中の登山道以外立ち入り禁止になっていて、入ってしまった人が指導員に注意されていました。

避難小屋の建つ尾根
避難小屋の建つ尾根

避難小屋
避難小屋

山頂へのなだらかな道
山頂へのなだらかな道

山頂の蔵王山神社
山頂の蔵王山神社

【10:50】 熊野岳山頂到着
山頂の脇には蔵王山神社があり、鳥居を潜り石垣の間を通り抜けると小さな社があります。
山頂は広く平らな所で多くの人が休む事が出来ます。腰掛になる大きさの石も多く丁度良い感じです。
空は雲に覆われていて周りは何も見えません。本来ならば近くの地蔵山はもちろん、山形市や仙台市まで見渡せる筈なのですが残念です。
あと1時間早ければ良かったのでしょうね。でも山頂滞在中に雲がかからなかったのは幸いでした。

熊野岳山頂到着
熊野岳山頂到着

山頂の様子
山頂の様子

【11:05】 下山開始
この日は特に昼食の用意もしていなかったので、少し休んだ後に下山を開始します。
下山は避難小屋の方ではなく、直接馬の背へ降ります。下山途中も雲が出たり切れたりで、正面の刈田岳や御釜が見え隠れしています。また、先程までいた山頂部も時々雲に隠れたりしています。

【11:50】 レストハウスへ無事帰還
レストハウスに戻ると丁度お昼です。お腹も空いてきたので昼食をとろうかなと思ったのですが、混雑していた為下へ降りてからにする事にしました。

刈田岳と御釜
刈田岳と御釜

まだ雲が出たり切れたり・・・
まだ雲が出たり切れたり・・・

レストハウスへ無事帰還
レストハウスへ無事帰還

滝見台
滝見台

駐車場を出ると車の渋滞です。空き待ちの車が約1.5Km位繋がっていました。この時間に来るなんて!

【12:30】 滝見台
蔵王エコーラインにある滝見台からは落差54m・巾16mの不動滝と落差181m・巾7mの三階の滝を見ることが出来ます。滝までの距離は意外とあるので迫力があるという感じではありませんが、緑の中を流れ落ちる滝は美しさを感じます。

この後エコーラインの終点付近にあるそば屋さんで昼食をとりました。

不動滝
不動滝

三階の滝
三階の滝

昼食が終わったのが13時半、まだ帰るには時間が早いので少し足を伸ばして仙台の青葉城(仙台城)跡へ行ってみる事にしました。

【14:20】 仙台青葉城跡
ここには以前、何かの旅行の際に寄った記憶があります。だた、20年以上も前の事だと思うので殆ど覚えていません。唯一つ、伊達政宗像だけは何となく記憶に残っていました。
今は戦国時代ブームで、ここも人が多く特に若い女性が目に付きました。

宮城県護国神社
宮城県護国神社

伊達政宗像
伊達政宗像

伊達政宗像
伊達政宗像

【帰路】 仙台へは仕事の都合で、車で何回も来ているのでここから帰るのは特に苦になりません。東北自動車道で仙台宮城ICから佐野藤岡ICまでは約280km、時間にして約3時間弱で走れる距離です。でもこの日は3連休の最終日でETC割引1,000円の適用日、当然渋滞はします。福島飯坂付近で1回目の渋滞、そこを抜けて走っていると矢板付近を先頭に20Km以上の渋滞との情報が出ています。安達太良SAに寄りナビで渋滞情報を確認した所、通過には2時間以上掛かるとの予想です。いろいろ考えた結果、郡山JCTから磐越道・常盤道・北関東道を通り再び東北道に戻るというルートを選びました。距離にして約90Km余計に走る事になりましたが、混雑は全然無くスムーズに走れました。通常ルートよりも1時間余計に走ったとしても、渋滞に2時間掛かってしまうよりも良かったのではないかと思います。ただ、渋滞通過が実際にどの位だったのかは定かではありません。
佐野藤岡ICからの一般道も特に渋滞は無く、途中で夕食をとって帰宅しました。この日は一般道・高速道合わせて約815kmの走行、青森まで走ってもお釣りのくる距離でした。

【ひとこと】 楽々日本百名山です。標高差113m歩行時間2時間弱の登山はハイキングと言っていいかもしれません。美ヶ原の次に楽だったのではないでしょうか。最初は良かった天気が徐々に雲が出てきて、周りが見えなくなってしまった事はとても残念でした。
高速道路が整備されているとはいえ、蔵王は群馬からは簡単に行ける所ではありません。多分日帰り登山できる日本百名山はこの辺が最北がではないでしょうか。ただ、ここは登山時間が短くお昼で終わった為仙台まで足を伸ばすことが出来ました。それを考えると山形の月山、ここはもしかすると日帰りが出来るかもしれません。まだタイムスケジュールを作っていないので何ともいえませんが、今回の時間を参考に検討したいと思います。

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