三国山

山 名 三国山
標 高 1636m
山 域 北関東(群馬県)   
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日 程 2015年7月26日(日)
天 気 晴れ
メンバー 神楽師、息子
標高差 560m(累計標高差:566m)
歩行距離 4.5Km
歩行時間 2時間20分
駐車場 無料
   
   
一般道距離 往路:70Km 帰路:50Km
高速道距離 往路:20Km 帰路:61Km
高速道料金 往路:480円
 (ETC割引)
帰路:1,250円
 (ETC割引)
行程

自宅(6:30)→赤城IC→赤城高原SA→月夜野IC→(8:10)三国山新潟側登山口(8:30)→(9:00)三国峠(9:10)→(9:40)お花畑→(10:10)三国山山頂(10:20)→(10:25)階段脇のガレ場(10:50)→(11:20)三国峠(11:25)→(11:50)三国山登山口(12:10)→岡村うどん店→道の駅たくみの里→月夜野IC→赤城高原SA→伊勢崎IC→(15:30)自宅

【往路】 群馬北部へ行くには、北関東道から関越道を走るルートと、赤城山南面を走り赤城ICから関越道を走るルートを使っています。今回の往路は後者で、赤城ICから月夜野ICまで高速を使い、赤城高原SAで朝食を食べました。月夜野ICからは一般道で猿ヶ京温泉街を抜けて三国街道を走り、三国トンネルの右上に見えるのが三国山です。

新潟県側登山口駐車場
新潟県側登山口駐車場

三国山登山口
三国山登山口

【8:10】 三国山新潟側登山口場到着
三国山の登山口は三国トンネルを挟んだ両側にあります。駐車スペースも新潟県側の方が広い為、今回はこちら側から登ります。私たちが着いた時点では、既に10台程の車が止まっていました。

【8:30】 登山開始
登山口は両方ともトンネル入り口のすぐ脇です。三国峠までの歩行距離は新潟県側の方が長いのですが、その分傾斜が緩くなっています。登山道は歩き易く、樹林帯の中なので日差しは遮られ暑くなくスタートとしては快適です。
途中には「三国権現御神水」と呼ばれる水が流れ出ている所が有ります。水はとても冷たく、熱くなり始めた体を気持ち良く冷やしてくれます。
登り始めて約30分、登山道が細くなり覆い被さっている木を抜けると三国峠に到着です。

三国峠までは樹林帯
三国峠までは樹林帯

三国権現御神水
三国権現御神水

ここを抜けると三国峠
ここを抜けると三国峠

三国峠の御阪三社神社
三国峠の御阪三社神社

峠から見える三国山(山頂は見えず)
峠から見える三国山(山頂は見えず)

休憩できる社内部
休憩できる社内部

【9:00】 三国峠
群馬県側と新潟県側の登山道の合流地点が、この三国峠です。御阪三社神社が鎮座し、鳥居も建っています。社の中にはベンチが有り、休憩する事が出来ます。でも、真夏の昼間は風が通り抜けないので、外の日陰の方が涼しいと思います。 神社の裏にはこれから登る三国山が見えています。山頂の様に見えている所は、実際にはお花畑のある中腹です。
ここからの登山道は、少しの間背丈を超える位の高さまで伸びた草木の中を歩きます。また、登山道の大部分が階段になっていて、登り易い様にも思いますが足へのダメージは大きく感じます。階段を登るにつれて周りの草木は低くなり、やがて群馬県側の展望が開けて景色が見える様になって来ます。
相変わらず登山道の階段は延々と続いています。

山頂への登山道
山頂への登山道

階段現る
階段現る

群馬県側の展望が開ける
群馬県側の展望が開ける

階段の続く登山道
階段の続く登山道

花がチラホラ見え始め
花がチラホラ見え始め

中間付近のお花畑
中間付近のお花畑

登山道の傾斜も少し緩やかになってくると、周りには花がチラホラ見え始めて来ました。この時期の三国山は、多くの花が咲く事でも有名な山です。

【9:40】 お花畑
登山道が平坦になる頃には、黄色いニッコウキスゲが周りに沢山咲いていました。最盛期は過ぎてしまっている様で、1週間前位が丁度良かったのかもしれません。お花畑の真ん中辺りにはベンチが有るので、そこで一休みです。
新潟県方面も徐々に展望が開け、お花畑越しに苗場スキー場が見えていました。その奥には山頂が平らな苗場山が見えていましたが、山頂付近は雲がかかっている様でした。

お花畑越しに見える苗場スキー場
お花畑越しに見える苗場スキー場

お花畑
お花畑

ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ

見えてきた山頂部
見えてきた山頂部

平標山への分岐
平標山への分岐

ガレ場に作られた階段
ガレ場に作られた階段

お花畑の中の登山道は傾斜も緩くのんびり歩く事が出来ます。正面には山頂部が見えており、あと一頑張りという気持ちになります。見た感じでは大変そうでは無い様ですが、実際にはチョット苦労します。
登山道の傾斜は、歩くに従い徐々に増していきます。平標山への分岐を過ぎるとガレ場が現れ、ここも相変わらず階段は続いています。途中下の土が流れてしまったのか、階段が傾いてとても歩き辛い場所が有りました。この辺に来ると標高が上がった為か、新潟県側の展望が更に開けてきています。
そしてこの先が最後の難関です。山頂近くまで一直線に登る階段は、百メートル以上あると思われます。しかも急登で、下から見ると天まで続いている様な感じです。そんな階段を一歩一歩黙々と登ります。まあ、確かにキツイですが、焦らずゆっくり登れば思った程疲れずに上まで着く事が出来ました。

展望が開けた新潟方面
展望が開けた新潟方面

最後の難関の階段
最後の難関の階段

山頂目前
山頂目前

三国山山頂
三国山山頂

階段を登りきると山頂は目と鼻の先です。分岐を右に折れ尾根を少し歩くと山頂へ到着です。

【10:10】 三国山山頂到着
山頂は狭いという感じではありません。10人以上は休めるスペースはあります。展望はまずまずですが、北側は木が茂っている為何も見えません。また、新潟側も位置的な関係で全く見えませんでした。その分群馬側の展望は良く、赤城山や榛名山を見る事が出来ました。でも気温の高いこの日は、その辺までが限界でした。

【10:20】 下山開始
頂上は登山者の出入りが多く、ゆっくり休む所では無い様な気がしたので、10分程で下山を開始し先程の長い階段脇のガレ場へ向います。

山頂からの群馬側展望
山頂からの群馬側展望

山頂からのパノラマ
山頂からのパノラマ

下山開始
下山開始

腿が辛い階段下り
腿が辛い階段下り

横から見ると凄い傾斜です
横から見ると凄い傾斜です

階段北側のガレ場で休憩
階段北側のガレ場で休憩

三国峠
三国峠

【10:25】 階段脇ガレ場
長い階段の上部の脇に少し広いガレ場があります。傾斜がキツイ所ですが、落石止め?の丸太がベンチ代わりになり山頂よりも休憩するには良いかもしれません。ただで日除けが無いので、この日の様な夏の晴れた日は暑さに注意です。横を見ると大変だった階段の傾斜が良く分かります。ここでは25分程休憩して下山を再開します。

【11:20】 三国峠
ガレ場から約30分で三国峠へ到着です。下りの階段はやはり曲者で、腿と膝が辛いです。普通の下り道とは違い、膝を大きく曲げる必要があるのでダメージは大きいです。
三国峠ではそのダメージを少し癒す為に休憩します。この時は社の中ではなく、木の下のベンチで休憩しました。

【11:50】 登山口へ無事帰還
三国峠から約25分歩いて登山口へ無事帰還です。登り始めの時よりも更に車の台数は多くなっている様でした。

登山口へ無事帰還
登山口へ無事帰還

群馬側国道から見えた三国山
群馬側国道から見えた三国山

【復路】 帰りは猿ヶ京のうどん屋「岡村うどん」で昼食を食べた後、道の駅たくみの里に寄り、月夜野ICから関越道に入りました。休憩した赤城高原SAは相変わらず混んでいて、復路は往路と違い伊勢崎ICまで走りました。時間的には赤城ICで降りて一般道を走っても、伊勢崎ICまで行っても殆ど変らないのですが、高速道の方が楽に走れるので帰りはこちらのルートにしました。
【ひとこと】 新潟との県境の山へ行くのは、2000年に日本百名山の中で最初に登った谷川岳以来です。この近辺のぐんま百名山は本格的な山が多いのですが、この三国山は比較的気軽に登れる山です。行程の半分以上が階段になっているので、登り易く危険な個所はありませんが、脚へのダメージが大きくなるのが難点です。
山頂や登山道途中からの展望は、群馬県側がメインになります。途中苗場山など新潟県側も見えますが、近場のみで遠くまで望む事は出来ません。この日は夏で気温が高い為(下界は猛暑日)、展望の良い群馬県側でも赤城山付近までが限界でした。
今年登った有笠山や小沢岳はマイナーな山なので登山者は少なかったですが、この三国山は登り易くお花畑もあるので多くの登山者に出会いました。
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