名 称 |
矢木沢ダム春の点検大放流 |
所在地 |
群馬県利根郡みなかみ町 | |
日 付 |
2025年5月18日 |
場所確認 |
矢木沢ダム | |
コメント |
「みなかみ3ダム・春の点検大放流」やぎならふじと呼ばれて親しまれている矢木沢ダムと奈良俣ダムと藤原ダムで年に一度行われる点検放流は、みなかみ町の春の名物となっています。5月17日が藤原ダムと奈良俣ダム、18日が矢木沢ダムです。初めて参加する今回は矢木沢ダムへ行って来ました。矢木沢ダムでは2回ある放流の内、優先入場者は1回目から参加でき一般入場者は2回目のみとなります。この優先入場はみなかみ町の提携宿泊施設の「ダム優先入場宿泊プラン」に泊まった人や、ふるさと納税の返礼品として優先参加券を購入した人のみとなります。今回は息子がふるさと納税してくれたので、優先入場する事が出来ました。 当日は県道63号線から矢木沢ダムへ向かう道路は通行できません。指定駐車場の町営国民休養施設多目的広場からシャトルバスで往復する事になります。8時前に駐車場へ着き、矢木沢ダムへは8時20分頃到着しました。バス停から少し行くとみなかみ町のグルメを集めた「みなかみマルシェ」があり、矢木沢橋の先に洪水吐き放水口があります。放水開始は10時30分からなので、シャトルバスでダム天端へ向かいます。この日は特別に提体見学が出来るので、整理券をもらってから時間まで資料館や展望台や天端等を見学しました。提体エレベーターの入口は天端の途中にあり、そのエレベーターで108m降りてダム内部へ入ります。気温約10℃の内部通路を進むと提体下部の右岸側に出ました。そこからでも提体の大きさに圧倒されましたが、提体直下に行き見上げてみると更に大迫力です。そそり立つアーチ式の提体はオーバーハングしていて、こちらに迫ってくる様な感じでした。再び通路に戻ってからは、発電所内部に入り発電機を見る事が出来ました。発電所を出てからはいよいよ放水口へ向かいます。途中にあるビンズル橋は提体を正面から見る事が出来る場所で、ダムカードの撮影場所にもなった撮影スポットです。 放水口に戻ったのはちょうど10時だったので、マルシェに行ったり近くをウロウロしたりして放流時間の10時30分を待ちました。サイレンが鳴って放流が開始されましたが、ゲートから放水口までは約400mの水路になっているので若干時間がかかります。約1分後に水の音が聞こえてきたと思ったら、ジャンプ式減勢工の放水口から黒い水が流れ出しました。水が黒いのは水路に溜まった汚れを久し振りに流れた水が洗い流す為で、1回目の放流の時しか見られない光景です。最初は少なかった水量も徐々に多くなり、水しぶきも上る様になってきます。放流量がMAXになるのは11時10分〜20分との事で、11時頃からは大迫力の放水になってきました。矢木沢ダムの放水口はジャンプ式なので大量の水しぶきが上がり、マニアの間ではダム汁が浴びられるという事で人気があります。実際に現地へ行ってみると、放水口の近くはほとんど濡れません。良く見ると一度落下した水が舞い上がりそのしぶきが降り注いで来る様なので、一番濡れるのは放水口から30〜40m離れた所だと思います。放水量も最大になった頃しぶきの多そうな所に行くと、土砂降りの雨の様に一瞬でずぶ濡れになりました。短時間ならば100均で買った合羽で何とか凌げましたが、長い時間浴びているとズボンや靴はビショビショになってしまいそうです。敢えてそれを楽しんでいる人もいました。11時20分以降は水量が少なくなり、ゲートが閉じる30分を過ぎると水路に残っている水が少し流れ出す程度になりました。 2回目の放流は13時30分からですが、これは見ずに帰る事にしました。バス停に向かって歩いていると、一般入場のバスが着き始めたらしく多くの人とすれ違いました。シャトルバスに乗って帰る途中にすれ違うバスも満員になっていて、1回目よりも多くの人が参加している様です。放水口の近くを移動しながらゆっくり見るには、やはり優先入場した方が良いイベントです。 【矢木沢ダム】 形式:メインはアーチ式コンクリートダムで、重力式ダムとフィルダムの部分もある複合タイプダムです。 堤体積:510,000m3、堤高:131m、堤頂長:352m 総貯水容量:204,300,000m3、有効貯水容量:175,800,000m3 |
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