写真館

名 称

初秋の京都旅行 パート4
五台山 清凉寺(嵯峨釈迦堂)
旧嵯峨御所 大覚寺門跡

所在地

京都市右京区

日 付

2013年10月12日

場所確認

清凉寺 大覚寺

コメント

二尊院から歩いて10分弱の所に清凉寺があり、道順の関係で仁王門ではなく西門から入る事にします。
清凉寺は「嵯峨釈迦堂」として親しまれ、895(寛平7)年頃に開山された浄土宗の寺です。985年(寛和元)東大寺の僧、「然(ちょうねん)上人が中国から帰国し、大清凉寺の建立を計画しました。没後、弟子の盛算が棲霞寺に、師が中国より持ち帰った釈迦如来立像を安置しました。体内に絹で作られた五臓六腑が施入され、生身如来といわれています。
清凉寺の仁王門から出て、歩いて10分少々の所に大覚寺はあります。(疲れていたのでゆっくり歩く)
大覚寺の正式名称は「旧嵯峨御所 大覚寺門跡」といい、真言宗大覚寺派の本山です。門跡寺院とは、天皇または皇族が住職に就かれた寺院の事です。嵯峨天皇の離宮であった嵯峨院が大覚寺となったのは、皇孫である恒寂入道親王を開山として開創した貞観18年(876年)です。ここは旧離宮だけあって、広い境内で見どころの沢山ある寺でした。


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清凉寺西門
清凉寺西門

鐘楼
鐘楼

清凉寺本堂(釈迦堂)
清凉寺本堂(釈迦堂)

二尊院から道を真っ直ぐ進んで行くと、清凉寺の西門に突き当たります。本来ならば仁王門から入った方が良いのでしょうが、遠回りになるのでそのまま西門から入りました。
西門を潜り少し行くと右手に鐘楼があり、その先の左手が清凉寺本堂です。本尊釈迦如来(国宝)を祀る本堂から先が有料拝観となっています。本堂右手の拝観受付で400円を払い中へ入ります。御朱印はここでお願いし、拝観中に書いて頂きます。手書きの御朱印は拝観者のみで、拝観しない人には書置きの御朱印を渡しているらしいです。
本堂内部には本尊をはじめ開祖「然の木像や厄除地蔵尊等が安置され、法華経浄土経典をおさめた納経塔他貴重な品々が展示されていました。
 

庫裡への渡り廊下
庫裡への渡り廊下

 本堂裏庭園
本堂裏庭園

弁天堂
弁天堂

本堂の裏から用意されているスリッパを履いて渡り廊下へ出ます。本堂の裏は庭園の様になっており、放生池の向こう側には弁天堂(摩尼殿)があります。
 

庫裡庭園
庫裡庭園

阿弥陀堂
阿弥陀堂

一切経蔵
一切経蔵

境内と本堂
境内と本堂

多宝塔
多宝塔

仁王門
仁王門

渡り廊下は庫裡まで続いており、その庭も小さな庭園となっています。 庫裡から折り返しそのまま本堂へ戻ると丁度横には阿弥陀堂がありました。 拝観受付で書いて頂いた御朱印を受け取り本堂を出ます。境内を仁王門へ向かうと、途中左手に一切経蔵、右手に多宝塔があります。
また、この境内には「竹仙」という有名な豆腐料理屋さんがあります。ここで昼食という事も考えたのですが、時間が合わなかった為諦めました。最後に寺の玄関である仁王門を潜って大覚寺へ向います。
 

大覚寺入口
大覚寺入口

大門
大門

式台玄関
式台玄関

清涼寺から歩いて12分、約800mで大覚寺です。さすがに歩き疲れているので、意外と時間がかかりました。大門を潜ると式台玄関がありますが、実際の拝観入口はその左手になります。受付はそこを入った所で、拝観料500円を支払います。御朱印の受付はその先にあり、拝観中に書いて頂くことになります。ここには宸殿の襖絵「牡丹図」が表紙になっている朱印帳がありましたので購入しました。
 

式台玄関松の間の御輿
式台玄関松の間の御輿

唐門(勅使門)
唐門(勅使門)

宸殿広間
宸殿広間

宸殿(重要文化財)は、徳川2代将軍秀忠と浅井長政の三女である江の間に生まれた東福門院和子が女御御殿の宸殿として使用していたものです。狩野山楽筆の牡丹図・紅白梅図(重文)などがあり、購入した朱印帳の表紙がこれです。
 

境内庭園
境内庭園

正寝殿
正寝殿

霊明殿
霊明殿

勅封心経殿
勅封心経殿

石舞台と唐門
石舞台と唐門

御霊殿内
御霊殿内

大覚寺は旧離宮という事だけあって、広い境内には宸殿、御影堂、霊明殿、正寝殿、御霊殿、五大堂などが立ち並び、当時の絢爛さを今に伝えています。
 

五大堂観月台からみた大沢池
五大堂観月台からみた大沢池

御影堂内
御影堂内

華供養塔
華供養塔

大覚寺の東側には、国指定の名勝地である大沢池があります。周囲1キロの日本最古の庭苑池で、中国の「洞庭湖」を模して造られたことから庭湖とも呼ばれています。五大堂観月台からは、その美しい池を望む事が出来ます。
五大堂が拝観の最後になりますので、引き返し戻ります。拝観受付で書いておいて頂いた御朱印を受け取り、大覚寺を後にしました。
大覚寺前の駐車場は、市バスの停留所になっています。市バス28号はここから乗り換え無しで直接京都駅まで行けるので便利です。この日は運良くバス停に着いて5分程で出発時間になったので、待ち時間が少なくラッキーでした。そしてここは始発地なので席に座る事が出来ました。京都駅までは約50分、時間はかかりますがバスから見る京都市内もまた良いものです。(少し寝ていましたが)
祇園ゆたかへ続く・・・


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