山 名 | 相馬山(榛名山) | ||||
標 高 | 1,411m | ||||
山 域 | 北関東(群馬県) | ||||
地図表示 |
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日 程 | 2017年11月3日(金) | ||||
天 気 | 晴れ | ||||
メンバー | 神楽師、妻、息子 | ||||
標高差 | 306m(累計標高差:348m) | ||||
歩行距離 | 4.1Km | ||||
歩行時間 | 2時間13分 | ||||
駐車場 | 無料 | ||||
一般道距離 | 往路:60Km | 帰路:60Km | |||
高速道距離 | 往路:- Km | 帰路:- Km | |||
有料道路料金 | 往路: - 円 | 帰路: - 円 | |||
行程 | 自宅(6:30)→(8:30)松之沢グランド駐車場(8:50)→(9:13)磨墨岩(9:20)→(9:30)磨墨峠→(9:50)相馬山鳥居→(10:20)相馬山山頂(10:45)→(11:35)松之沢グランド駐車場(11:50)→食の駅ぐんま→(15:10)自宅 |
【往路】 榛名山へは自宅から1時間半程度で着きますが、途中で朝食を食べてから向かったので2時間程かかりました。紅葉の見頃を向かえた伊香保温泉の中を抜けて行きます、まだ時間が早い事もあり伊香保周辺の駐車場はまだ空きは多くある様でした。 | |
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【8:30】 松之沢グランド駐車場 渋川からの榛名山への坂道を上り切り、「静かな湖畔」のメロディラインを通過した先を少し左に入った所に松之沢グランド駐車場があります。20台以上駐車できる規模で、この時はまだ半分も入っていませんでした。またここには綺麗なトイレもあるので、登山の準備をするには最適です。 【8:50】 ゆうすげの道入口より登山開始 駐車場のすぐ横にはゆうすげの道入口があり、そこから登山を開始します。沼ノ原のゆうすげの道は最初に木道が少し続き、暫く行くと土の道に変わります。ゆうすげの道をまっすぐ進み、途中の分岐を右に折れると道の両脇は笹に変わり、若干の登りになります。 【9:05】 磨墨(するす)岩への分岐 笹が茂る道を少し進むと、磨墨岩への分岐に出ます。左は相馬山で右は磨墨岩へ向かう道です。 |
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分岐から1分程度で磨墨岩が現れます。高さ30m程の岩ですが、近くで見ると巨大です。鎖は設置されておらず、急な岩場でも慎重に登れば危険ではありません。最後は垂直の梯子を登り天辺に出ます。 【9:13】 磨墨(するす)岩到着 磨墨岩の天辺は幾つかの岩に分かれていて意外と広く、何人か同時に立つ事が出来ます。この岩の中で一番登り易い岩に、カラス天狗の石像が安置されています。ここからは北側の榛名山が見渡せます。正面には榛名富士、その左には榛名山最高峰の掃部ヶ岳と榛名湖が見えます。右に目を移すと遠くに谷川岳などが見え、その更に右にはこれから向かう相馬山が大きく見えていました。 ここから見る相馬山の稜線は細く、ここを通る登山道は急登になっていることが分かります。 天辺で周りを見渡した後は、岩場を降りて分岐に戻り相馬山へ向けて歩き出します。 |
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【9:30】 磨墨峠 分岐から2分程歩くと磨墨峠に着きます。ここは少し広くなっていて、東屋もあるので休憩するには良い場所です。でもここでは水分補給のみで先へ進みます。 磨墨峠から少しの間は緩やかな登りが続きます。途中壊れかけの鳥居を抜け、5分程歩くと階段が現れます。最初の数段は木の階段ですが、そこからは長い石段が続きます。山頂にある黒髪山神社への参道といった感じの登山道です。この階段を登り終えると緩やかな登りに戻り、その後再度長い階段が現れます。 この階段の先へ少し進むと、「相馬山」と書かれた鳥居が現れます。 【9:50】 相馬山鳥居 この鳥居までは長い階段はありましたが、登山道自体は緩やかな感じでした。鳥居の先はこれまでとは違い、急な登山道が待ち構えています。ここからが相馬山登山の本番です。 |
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鳥居を抜けると、今までとは打って変わって岩場の登りになります。最初は普通に登れていた岩場も、徐々に傾斜はきつくなり鎖場が現れます。大きな鎖が設置されてはいますが、特に使わなくも登れます。岩場が滑る時の補助として使うといいと思います。 鎖場を越えると最初の梯子が現れます。2本並列に設置されており、登りと下りで同時に使える様です。ここの梯子がこの山で一番長かったです。 一番目の梯子のすぐ先に二番目の梯子があります。ここは手摺が付いている梯子で、下の岩に接している場所もあり、少し登り辛いです。 三番目の梯子は二番目から少し離れています。ここが一番短い梯子で、使わなくても登れる程度です。また、鎖も横に設置されていました。 ここからは尾根を直登する為、急な登りが続く上に岩も多いので疲れます。それに加え落ち葉が多く積もっており、滑りやすくなっています。 赤の鳥居から登る事約30分、登山道の傾斜も緩やかになって来た頃に赤い小さな鳥居が見えて来ました。その先は平らな道になっていて、小屋の様なものも見えます。どうやら山頂の様です。 |
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10:20】 相馬山山頂到着 山頂手前の小さな鳥居を過ぎると平らな道になり、そこを少し歩くと目の前が開けてきます。左の小屋だと思ったところは黒髪山神社で、その前には鳥居が建っています。 この山頂は細長く狭くはないのですが、休む場所は意外と少ないです。神社があったり、岩があったりしてスペースは限られてしまいます。 山頂からの眺めは南側が開けており抜群です。北側は木が遮り余り良くありません。この日は気温が高く風も無かったので、スッキリではなく若干霞んでいました。それでも前橋・高崎方面から、妙義山や八ヶ岳方面まで見えていました。そして真正面には薄っすらですが、チョコンと頭を出した富士山も見る事が出来ました。 山頂周辺の葉は、殆ど落ちています。下の方の山には赤く色づいた木々が見えていました。 |
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【10:45】 下山開始 帰りは登って来た道をそのまま下山します。大きい石があったり、積もった落ち葉が滑りやすかったりして歩き辛いです。梯子もそうですが、登りよりも下る時の方が注意は必要です。 長い階段を下りて少し歩くと、目の前に大きな岩が見えてきました。来る時に登った磨墨岩です。上に立った時には分かりませんでしたが、端は垂直の岩壁になっています。良く見ると上に人が立って、自分もあそこに居たのだと思うと少し不思議な気持ちです。 最後はまたゆうすげの道を歩き、磨墨岩や榛名富士を眺めながら駐車場へ向かいました。 【11:35】 松之沢グランド駐車場へ無事帰還 ゆうすげの道を歩く事約10分、松之沢グランド駐車場へ戻って来ました。登る時には半分以下だった車の数も、帰って来た時には満車状態になっていました。 |
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【復路】 帰りは榛名湖を一周してから榛名山を下ります。相馬山の紅葉は終わりを迎えていましたが、榛名湖周辺にはまだ綺麗な色を残している木々が多くありました。 榛名山を下りてからは、伊香保温泉街を抜けた街道沿いにある「食の駅ぐんまで」で水澤うどんのカレーうどんをを食べて家に帰りました。 |
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【ひとこと】 今回は地蔵岳登山以来5ヶ月振りだった事と、妻も一緒だった事もあり比較的簡単な山を選んだつもりでした。確かに標高差は300m程度で大変では無いのですが、途中からの急登には少し苦労しました。時間的には3時間位で登って来れるので手軽な山です。山頂からの景色も素晴らしく、登る価値はある山だと思います。 |