写真館

名 称

初秋の京都旅行 パート3
常寂光寺
二尊院(小倉山二尊教院華台寺)

所在地

京都市右京区

日 付

2013年10月12日

場所確認

常寂光寺 二尊院

コメント

小倉池の脇道を少し歩いた所に、常寂光寺の山門があります。
常寂光寺は1596年(慶長1)日蓮宗大本山本圀寺16世の日禎上人が隠棲した庵を寺に改めた開創しました。重要文化財に指定されている多宝塔は、1620年(元和6)の建立で並尊閣といい、前面に霊元天皇の勅額を揚げています。また、本堂は伏見城(桃山城)客殿を移築し修造したものです。この時期の境内は緑に覆われていますが、晩秋は見事な紅葉になりイメージは一変する様です。
常寂光寺から歩いて5分位の所に二尊院はあります。
本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀るため二尊院と呼ばれています。正式名称は「小倉山二尊教院華台寺」といい、嵯峨天皇の勅願により慈覚大師が承和年間(834〜847)に開山したといわれています。この二尊院も常寂光寺と並び、嵯峨野では紅葉で有名なお寺です。特に参道両側のモミジは見事で、「紅葉の馬場」と呼ばれています。


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常寂光寺山門
常寂光寺山門

拝観受付
拝観受付

仁王門
仁王門

常寂光寺の山門前は渡月橋や竹林の小径に比べると、別世界の様に人は少なく静かです。山門を潜るとその先には拝観受付があり、拝観料400円を払い境内へ入ります。御朱印はここで受け付けていますが、残念ながら紙に書かれた朱印を貼り付けるものしかありません。入る時に預けて、出る時に受け取る事になります。
青モミジの中の参道を進むと、茅葺の屋根がめずらしい仁王門があります。この門は境内建築物の中で最も時代の古い建物の様です。
 

本堂への石段
本堂への石段

常寂光寺本堂
常寂光寺本堂

妙見大菩薩縁起
妙見大菩薩縁起

本堂裏の庭園
本堂裏の庭園

本堂裏の庭園
本堂裏の庭園

多宝塔への階段
多宝塔への階段

仁王門を潜ると石段があり、その上が本堂になります。本堂の左には妙見大菩薩縁起があり、脇道は裏山にある多宝塔への階段に続いています。本堂の裏には池のある庭園になっていて、この時期は周りが全て緑で覆われている綺麗な庭園です。
 

多宝塔
多宝塔

多宝塔
多宝塔

開山堂
開山堂

本堂脇の階段を登っていくと、高さ12mの多宝塔があります。重要文化財に指定され、内部には釈迦、多宝二仏を安置するため、並尊閣とも呼ばれています。多宝塔の横には開山堂がありました。 この多宝塔の更に上には、時雨亭跡や歌仙祠があるのですが今回は寄りませんでした。
常寂光寺は今回の旅行で訪れた寺社の中で、一番参拝者が少なかった寺です。緑に覆われた静かな境内は、晩秋には紅葉で華やかになり、参拝者で埋め尽くされるらしいです。
 

二尊院総門
二尊院総門

紅葉の馬場(参道)
紅葉の馬場(参道)

紅葉の馬場階段(参道)
紅葉の馬場階段(参道)

常寂光寺から5分程歩くと二尊院があります。総門を潜ると真っ直ぐに続く広い参道があり、両側にモミジが植えられている事から「紅葉の馬場」と呼ばれています。晩秋にはこの参道が人で溢れかえっている様です。
  

唐門(勅使門)
唐門(勅使門)

二尊院本堂
二尊院本堂

本堂から見た境内と唐門
本堂から見た境内と唐門

本堂内
本堂内

法然上人足曳きの御影
法然上人足曳きの御影

阿弥陀如来と釈迦如来
阿弥陀如来と釈迦如来

参道の突き当たりを左に行き、唐門を潜ると綺麗に整備された境内に入ります。正面に本堂があり、内部は公開されています。本堂左側にある納経所で拝観料500円を払って見学します。御朱印はここでお願い出来、拝観中に書いて頂く事になります。二尊院の名前の由来である本尊(重要文化財)の釈迦如来と阿弥陀如来は直接見る事が出来ます。
 

本堂横の霊屋
本堂横の霊屋

六道六地蔵の庭(本堂裏)
六道六地蔵の庭(本堂裏)

本堂横の庭園
本堂横の庭園

本堂は周りを一周する事が出来ます。向って左側には霊屋、裏には六道(地獄、飢餓、畜生、修羅、人、天)に苦しむすべての衆生を救済するありがたい六地蔵菩薩さんが置かれている六道六地蔵の庭があります。
二尊院は常寂光寺に比べ参拝者は多かったですが、まだこの時期は静かでゆっくり見る事が出来ました。
この後は少し離れた清凉寺へ徒歩で向かいました。
清凉寺・大覚寺へ続く・・・


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