写真館

名 称

紅葉の京都旅行 パート10
臨済宗大本山 南禅寺(世界文化遺産)

所在地

京都市左京区

日 付

2012年11月24日

場所確認

南禅寺

コメント

南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山です。京都五山の中でも別格扱いされていた格式の高い禅寺です。
約45,000坪と広い境内のお陰で、人は多いですが大混雑という感じでありません。
境内に入ってすぐにある三門は、歌舞伎「楼門五三桐」のなかで石川五右衛門が「絶景かな」と大見得をきる舞台として有名です。
境内の脇にあるレンガ造りの水路閣も、100年以上の歴史があり見所の一つとなっています。


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三門前の紅葉
三門前の紅葉

三門
三門

三門の中に見える紅葉
三門の中に見える紅葉

三門の正面には紅葉したカエデと常緑樹が植えられ、綺麗なコントラストを見せていました。高さ22mの三門は日本三大門の一つに数えられ、知恩院の山門に次ぐ規模となっています。三門の楼上は500円で拝観する事が出来ます。上からは京都市内や境内が一望でき眺めは良いらしいです。今回は拝観待ちの行列が長く出来ていたのでパスしました。

境内の紅葉
境内の紅葉

裏からの三門
裏からの三門

本坊の大玄関
本坊の大玄関

境内各所に紅葉があり目を楽しませてくれます。
拝観受付(500円)がある庫裡の横には普段使われていない大玄関があります。白砂と綺麗に並べられた石畳は庭園の様になっています。南禅寺の御朱印は拝観受付で頂きます。ただここの御朱印は朱印帳に書くのではなく、紙に書いた御朱印に日付を判で押した物になります。また南禅寺の朱印帳は本坊小方丈障壁画の群虎図が表紙になっています。カッコ良かったので思わず買ってしまいました。
   

方丈庭園
方丈庭園

方丈庭園
方丈庭園

小方丈庭園
小方丈庭園

南禅寺本坊には枯山水の庭園が2ヶ所あります。「虎の子渡し」と呼ばれる方丈庭園と、「如心庭」と呼ばれる小方丈庭園です。難しいことは良く分かりませんが、見ているととても落ち着く庭園です。
小方丈には狩野探幽作と伝えられる障壁画「群虎図」40枚が飾られ、その部屋は「虎の間」と呼ばれています。特に「水呑みの虎」は有名で、これが御朱印帳の表紙となっています。
 

龍渕閣への廊下と紅葉
龍渕閣への廊下と紅葉

窮心亭と紅葉
窮心亭と紅葉

不識庵と紅葉
不識庵と紅葉

小方丈を抜けて本坊の奥に進むと、赤く燃えるような紅葉が目に飛び込んできました。茶室の不識庵と窮心亭の間にあるモミジですが、葉が赤いことに加え夕陽が当り、葉の部分だけが照らされている為特に浮き出た感じになった様です。
 

法堂
法堂

水路閣
水路閣

水路閣脚部
水路閣脚部

水路閣脇の紅葉
水路閣脇の紅葉

実際に水の流れる水路
実際に水の流れる水路

蹴上インクライン
蹴上インクライン

本坊を出て真っすぐ進むと法堂の横に水路閣があります。明治時代に建設された赤レンガのアーチ状の建造物は、洋風でありながら南禅寺の日本的な風景に溶け込んでいます。この水路閣は琵琶湖疏水が通る水道橋で、全長約93m、幅約4m、高さ約14m、今でも毎秒2tの水が流れています。
この後天授庵も見たいなと思ったのですが、昼の拝観は終了してしまったので宿へ行く事にしました。
地下鉄東西線で移動するので蹴上駅へ向かいましたが、駅手前のトンネルの上を人が歩いています。何かなと思い行ってみると、軌間の広い線路跡でした。後で調べてみると蹴上インクラインと言い、琵琶湖疏水で水路落差のある2ヶ所を鉄道で結び、舟を艇架台に乗せて運ぶ施設らしいです。先程見た水路閣と関連があった様です。
蹴上駅に着くと改札前は大混雑、切符購入に時間がかかっています。乗車カードを用意しておけば良かったと思いました。2013年3月からは全国主要ICカード乗車券の相互利用が開始され、Suicaでも京都の地下鉄に乗る事が出来る様になので、次に来る機会があれば便利になります。
ホテル カンラ京都へ続く・・・


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