ゴールデンウイークど真ん中の5月4日に、小学6年生の修学旅行以来となる江の島へ出かけてきました。
朝5時半に家を出て、最近開通した北関東自動車道に太田桐生ICから入ります。北関東自動車道と東北自動車道との合流は佐野藤岡ICから7Km北にある岩舟JCTです。東北方面へ向うのならばここを使う価値は有るかもしれませんが、東京へ向う場合はどうでしょう?時間的には10分程度(国道50号が空いている場合)の短縮で、高速料金は休日ETC利用で350円高となります。ケースバイケースですかね。
東北道は特に混雑はなく順調に走れ、いつも朝食をとっている蓮田SAに寄りました。首都高も両国JCT手前で渋滞していた程度で、その後首都高横羽線から横浜新道を走りましたがそちらも順調でした。一般道では藤沢で若干渋滞はありましたが、9時10分頃新江ノ島水族館横の中部バス駐車場へ到着しました。
9時を少し過ぎたばかりなのに、江の島周辺には多くの人が居ます。海側から見える水族館のイルカショーの観客席は既に満員でした。江の島内や近い所の駐車場は空待ちの渋滞が出来ています。少し遠くても空いている駐車場に止めて歩いた方が正解です。
江の島へ向う弁天橋や参道も人は歩いていますが、混雑という程ではありません。参道の突き当たりは江島神社の瑞心門があります。ここから一番上の展望灯台まで階段でも行けますが、お年寄りや足の悪い方はエスカー(3ヶ所合計で350円)を使えば楽に上がることが出来ます。江島神社は島内にある3つの宮(辺津宮・中津宮・奥津宮)の総称です。それぞれの宮には、海の守護神である女神が祀られているそうです。
江の島で一番高い所にはサムエル・コッキング苑があり、江の島展望灯台(通称シーキャンドル)はその中に建てられています。苑への入場料は200円で、シーキャンドルは別途昇塔料として300円が必要になります。先端までの高さは59.8mで海抜では119.6m、展望フロアまでは高さ41.7m海抜101.5mとなっており360°の展望です。空気が澄んでいれば富士山が綺麗に見える筈なのですが、この日は晴れていても富士山までは見通すことが出来ませんでした。何故か私は富士山展望率が低いです。
次は御岩屋道通りを歩き、島の南西側にある稚児ヶ淵と岩屋に向かいます。通りの両側には土産屋や飲食店が並んでいますが、11時前だったので店はまだ空いています。海が近くなり急な階段を下りるとそこが稚児ヶ淵です。岩屋の前に広がる平らな岩場で、神奈川景勝50選にも選ばれています。
稚児ヶ淵の先に有るのが江の島岩屋です。長い歳月を経て波の侵食で出来た岩屋は、第一岩屋と第二岩屋からなり洞内は様々な展示物で江の島の歴史などを紹介しています。入洞料は500円。
岩屋から戻る道は急な上り階段になり、一気上ると相当息が上がります。来る時は空いていた飲食店も12時少し前になると大混雑で行列が出来ていました。御岩屋道通りの途中からは島の西側にある裏道を通り、江島神社の鳥居前へショートカットする事が出来ます。そこから参道を見下ろすと、そこはビックリする程の人の波です。祭りの様な混雑ぶりで、歩くのも大変な状況でした。
お昼も過ぎたので江の島を後にして昼食場所を探そうと思い歩き回ったのですが、何処も待ち時間が長そうなので決め切れません。歩いてるうちに江ノ電・江ノ島駅へ着きました。ホームには電車待ちの人で溢れ、入ってきた電車も満員の様でした。その後は駅から少し歩いた所にある、江ノ電もなかで有名な「扇屋」という和菓子屋さんへ行きました。ここでは、建物の真ん中に突っ込む様に組み込まれている江ノ電車両の中で和菓子を作っています。
江ノ島駅まで戻り江の島方向へ歩いて行くと、「備屋珈琲店」という店が目に入りました。ビーフシチュー好きな私は「おいしいシチューが出来上がりました」と書かれた看板に引かれて入ることにしました。でも中は満席だったので入るまでに20分程待ちましたが、味は待ってでも食べる価値はあると思う位です。
「備屋珈琲店」を出ると店の前に人の列が出来ていて、何かと思い見てみると江ノ電待ちの列でした。店に入る前には無かった列が、駅からは100m近くある店の前まで出来ていた事にはビックリです。午後2時頃になると江の島から帰る人が一気に増えるのでしょうか。この後は駐車場に戻り帰路につくのですが、折角ここまで来たのだから近くにある「大船観音」に寄ろうという事で、そちらへ向かいました。 |